昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年7月19日)

NY DOW    21,574.73(-54.99)
NASDAQ     6,344.31(+29.87)
CME(円建)  19,970
日経先物(夜間) 19,980

・昨日のNY株はオバマケア(医療保険制度改革)代替案の修正案が前日に不成立が確実になったことでトランプ政権の政策運営能力への失望感やこれまで市場が期待してきた減税や規制緩和についての実現可能性への不安が増したこと、またトレーディング収益悪化でゴールドマン・サックスが売られたことで朝方ダウは$160近い下落となりました。
その後はジリジリと戻して下げ幅を縮め、ダウは$54安、ナスは0.47%高で引けました。
・昨日のドル円は欧州時間序盤は東京時間の下げの戻しから16:00の112.16から17:20には112.37まで上昇しましたが、そこからはドル売りの流れとなったためジリ下げが続いて112円を割り込み23:40には111.68まで下落しました。
その後は反転して112.00近辺での小動きとなり、112.07でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り660万株、買い790万株 差引き130万株の買い越し。
金額ベース(5社)は買い越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券は売り越し。
売り:自動車、商社、小売、銀行など
買い:食品、陸運、サービス、情報通信など
売り買い交錯:薬品、電機、精密、通信など
との観測。