先週金曜日と昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年7月18日)

 

  7/14(金) 7/17(月)
DOW 21,637.74(+84.65) 21,629.72(-8.02)
NASDAQ 6,312.47(+38.03) 6,314.43(+1.97)
CME(円建) 20,040 20,035
日経先物(夜間) 20,020

 

・先週金曜日のNY株は6月米小売売上高や6月CPIが予想を下回ったことで早期利上げの後退観測で上げ幅を拡大する展開となり、ダウは3日連続史上最高値更新の$84高、ナスは0.61%高となりました。
 昨日は決算を控えて様子見ムードが強く終日小動きが続いて、ダウは$8安、ナスは0.03%高でした。

・先週金曜日のドル円は欧州時間序盤はジリ下げが続いて16:00の113.24から21:20には112.99まで下落し、21:30に発表された6月米小売売上高と6月CPIが予想を下回る結果だったため米10年債利回りと共に113.06から112.44まで急落し、更に下げが続いて21:50には112.26まで下落しました。
その後米10年債利回りは戻って行って来いとなりましたが、ドル売り圧力は強く、また3連休を控えていたこともあり23:40に112.73までリバった後は112.50近辺での小動きが続いて、112.51でNYクローズとなりました。
 昨日は祝日の東京時間は112.40-70での小動きが続き、15:20に112.77まで急伸する場面がありましたがすぐに押し戻されて欧州時間になると112.30-60での小動きとなりました。
ロンドン・フィキシングに向けて円売り・ドル買いで23:40の112.46から23:50に112.86まで急伸しましたが、その後はジリ下げが続いて、04:30には112.55まで下落し、112.61でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り630万株、買い510万株 差引き120万株の売り越し。
金額ベース(5社)は42億円の買い越し。
売り:電機、不動産、陸運など
買い:建設、石油、精密など
売り買い交錯:薬品、銀行、通信など
との観測。