昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年7月13日)

NY DOW    21,532.14(+123.07)
NASDAQ     6,261.17(+67.87)
CME(円建)  20,140
日経先物(夜間) 20,130

・昨日のNY株は21:30に公表されたイエレンFRB議長議会証言の準備原稿で「今後数年、緩やかな利上げが適切」など予想外のハト派的な内容が伝わると時間外のダウ先物が急騰して連れて欧州株も急騰ました。 22:30にNY市場が始まった後は終日高値圏での堅調な展開となってダウは$123高で史上最高値を更新し、ナスは1.1%高となりました。
・昨日のドル円は欧州時間序盤は113.40近辺で小動きの後、19:00からジリジリと上げて21:10には113.60まで上昇しました。
21:30にイエレンFRB議長議会証言の準備原稿が公表されると113.73まで急伸しましたが、「今後数年、緩やかな利上げが適切」「経済に対するインフレの反応が重要な不確実性」「インフレは目標を下回っている。直近は低下」「金利は中立水準に達するまで大きく上昇する必要ない」などハト派的な内容だったため、すぐに反転して急落となり21:50には112.92まで下落しました。
その後戻して113.37まで上昇した後は、113.20を挟んだ方向感のない小動きが続いて、113.16でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り720万株、買い620株 差引き100万株の売り越し。
金額ベース(5社)は22億円程度の売り越し。
米国系証券は売り買い均衡、欧州系証券は売り越し。
売り:建設、食品、自動車、小売、銀行、通信など
買い:非鉄、証券など
売り買い交錯:電機、サービスなど
との観測。