2017年5月25日

・昨日のNY株は朝方から小幅なプラスでの推移が続き、FOMC議事要旨で6月利上げに前向きな内容でしたが、一部参加者から物価上昇ペースが「減速した可能性がある」との懸念が示されたことで6月利上げ後の利上げペースが緩やかになるとの解釈で一段高となりダウは$74高、ナスは0.40%高で引けました。

・本日の日経は前日終値19,742.98よりも5.77円安い19,737.21で寄り付き、しばらく前日終値を挟んだ小動きが続いていましたが、10時半に海外の投資ファンド（CTA）が日経先物に買いを入れて急伸して10,847まで上昇しました。
その後は動きが乏しくなり19,800を挟んだ小動きが続いて、19,813.13（+70.15）で引けました。

 

 

日経先物
19,720で寄り付いた後しばらく19,700-760で上下していましたが、10：25から急伸して10：45には19,850まで上昇し、海外の投資ファンド（CTA）が買いを入れたとの憶測が流れていました。
その後は19,810-850での小動きがひたすら続き、15：00に19,780まで押し戻されて19,800（+60）△0.30％で引けました。
現物は19,813.13（+70.15）△0.36％でした。

左：日経先物－5分足　右：日経先物－日足
　

 

マザーズ
前日終値1,088.10とほぼ変わらない1,088.23で寄り付き、直後に1,090まで上げましたがすぐに反転して9：20には1,082まで下落しました。
そこからは戻して前日終値を挟んだ小動きが続き、14：00から小幅上げて14：55には1,092まで上昇し、1,090.69（+2.59）△0.24％で引けました。

左：マザーズ－5分足　右：マザーズ－日足
　

 

ドル円（チャートは15：30時点）
・昨日のドル円は16：50に112円を抜けて112.05まで上昇しましたが、すぐに押し戻されて111.80近辺での小動きがしばらく続いていました。
米長期金利が上昇したことで22：00から上げ出して00：40には112.12まで上昇してからは112.00を挟んだ小動きになり、03：00のFOMC議事要旨で「追加利上げの前に最近の弱含みの経済指標が一過性であるというさらなる証拠を待つのが賢明」「大半のメンバーは弱含みが過ぎ去ると予想しており、まもなく引き締めが適切になるとの公算が高いと判断」「数人のメンバーはインフレ目標進展の遅れを懸念」との内容で、6月利上げ後の利上げペースが緩やかになるとの解釈から発表直後からドル売りの流れとなって111.57まで急落し、その後も下げ基調が続いて05：40には111.46まで下落して、111.49でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると111.50-70での小動きがひたすら続き、111.63で15時となりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　

 

日本国債（チャートは15：00時点）
大きな動きはありませんでした。

左：日本国債先物－5分足　右：日本国債先物－日足
　

 

上海総合指数
前日終値3,064.08よりも8.74ポイント安い3,055.34で寄り付き、前場は前日終値を挟んで小動きでしたが、後場になると急速に上昇してプラス1.6%近い上昇となり、その後は高値圏での小動きとなって、3,107.83（+43.76）△1.43％で引けました。

左：上海総合指数－1分足　右：上海総合指数－日足
　

 

昨日のNY株式市場
ＮＹ ＤＯＷ 　　　21,012.42(+74.51)
ＮＡＳＤＡＱ 　 　 6,163.02(+24.31)
・昨日のNY株は朝方から小幅なプラスでの推移が続き、FOMC議事要旨で6月利上げに前向きな内容でしたが、一部参加者から物価上昇ペースが「減速した可能性がある」との懸念が示されたことで6月利上げ後の利上げペースが緩やかになるとの解釈で一段高となりダウは$74高、ナスは0.40%高で引けました。

左：DOW－日足　右：NASDAQ－日足