昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年3月24日)

NY DOW    20,656.58(-4.72)
NASDAQ     5,817.69(-3.95)
CME(円建)  18,900
日経先物(夜間) 18,920

・昨日のNY株は米下院での医療保険制度改革法(オバマケア)見直し法案の投票結果を待つ形となり序盤は小動きでしたが、法案通過の期待が高まったためダウは一時$100近い上昇となりました。
しかし共和党内での調整が難航しているとの報道伝わると急速に押し戻されてダウ・ナス共にマイテンして小幅安で引けました。
結局オバマケア代替法案は通過せずに、米下院は「オバマケア代替法案採決を明日24日に延期する」と発表しました。
・昨日のドル円は欧州時間序盤はジリ下げとなり16:00の111.26から19:20には110.91まで下落し、一旦リバった後再び下げ出して22:10には110.62まで下落しました。
22:20にオバマケア代替法案関連の会合を延期するとの報道があると一転して買い戻しが強まり、01:10には111.30まで上昇しました。
しかしその後は再び下落基調となってリバを挟みながら04:30には110.73まで下落し、110.92でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り880万株、買い630万株 差引き250万株の売り越し。
金額ベース(5社)は、売り(192億円)、買い(151億円)で売り越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券も売り越し。
売り:食品、薬品、自動車、通信など
買い:化学、卸売、REITなど
売り買い交錯:電機、陸運、サービスなど
との観測。