昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年3月22日)

NY DOW    20,668.01(-237.85)
NASDAQ     5,793.83(-107.70)
CME(円建)  18,970
日経先物(夜間) 19,000

・昨日のNY株は医療保険制度改革(オバマケア)見直し法案をめぐり共和党内が分裂していることで税制改革や規制緩和などトランプ大統領への期待感が剥がれ始めたことや米大統領選でのロシア介入疑惑においてトランプ政権との繋がりを捜査していることをFBI長官が認めたこと、米国債利回りが下落したため金融セクターが売られたため下げ幅を拡大してダウは$237安、ナスは1.83%もの大幅安となりました。
・昨日のドル円は17:00に112.86を付けた後はジリ下げとなって20:10には112.43まで下落し、一旦戻して21:20112.68まで上昇しましたが、そこからは米国債利回りが急速に下げ出してドル売りの流れになり、更にNY株も下げ幅を拡大していったことでドル円はリスク回避の円買いも加わって04:50の111.53まで下げ続け、11.71でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り1,650万株、買い1,160万株 差引き490万株の売り越し。
金額ベース(5社)は、売り(241億円)、買い(179億円)で売り越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券も売り越し。
売り:機械、精密、自動車、不動産、通信、ETFなど
買い:化学、商社、銀行、サービスなど
売り買い交錯:薬品、電機など
との観測。