東京市場ザラバ~前場アッパー・後場カウンター~(2017年2月24日)

 

2017年2月24日

・昨日のNY株はムニューチン財務長官の8月までに税制改革の法案成立を目指すことや3%以上の経済成長実現についての発言でトランプ政権への期待感が高まり、一時的にマイテンする場面はあったものの小幅高水準を維持し、10日連続過去最高値を更新しました。
一方ナスダックはバイオやテクノロジーセクターが売られたことで終日軟調な展開となりました。
 またドル円はムニューシン米財務長官の「長期間低金利である可能性」「ドル高には一定の問題がある」との発言からドル売りの流れが強まり、113円を割り込んで112.54まで下落して112.65でNYクローズとなりました。

・本日の日経は前日終値19,371.46よりも139.35円安い19,232.11で寄り付き、しばらく安値圏で揉み合っていましたが、9時半からこれと言った材料がないなか急速に上昇して10時半前にはプラテンして19,381まで上昇し、そこからは小幅安水準での小動きが続いて前場は引けました。
 後場に入ると13時前から急速に下落して13時半には寄り値を下回る19,224まで下落して9時半からの上昇分が行って来いとなりました。
その後は戻りも鈍く19,250-290での小動きとなって、19,283.54(-87.92)で引けました。

 

 

日経先物
19,250で寄り付き、9:00に19,210まで下落して19,210-240で揉み合っていましたが、9:35から材料なく19,330まで急伸し、その後も上げが続いて10:15にプラテンして10:25には19,390まで駆け上がりました。
そこからは押し戻されて19,330-350で揉み合っていましたが、後場が始まるとジリジリと下げ始めて12:55からは下げ足を速め、13:20には19,220まで下落して前場の上昇分が行って来いとなりました。
その後は戻して19,250-290での小幅な動きが続いて、19,270(-90)▼0.46%で引けました。
現物は19,283.54(-87.92)▼0.45%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,046.96よりも1.87ポイント安い1,045.09で寄り付き、直後からジリ上げとなって10:25の1,061まで上げ続けました。
その後は逆にジリジリとした下げが続いて13:25には1,052まで下落してからは1,055近辺での小動きとなって、1,056.68(+9.72)△0.93%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間序盤は113.10-35で小動きでしたが、ムニューシン米財務長官の「長期間低金利である可能性」「ドル高には一定の問題がある」との発言からドル売りの流れが強まり、21:00から下げ出して01:00には112.54まで下落しました。
その後は112.60-80での上値の重い展開が続いて、112.65でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとしばらく112.60-75での小動きが続いていましたが、9:30から上げ出して10:20には112.95まで上昇しました。
しかしそこからは逆に下落基調が続いて13:00には112.69まで下落しました。
その後はリバって14:40には112.91まで上昇し、112.82で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
前場は小動きでしたが後場になると上げ出して14:00には150.46まで上昇し、150.39で15時となりました。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,251.38よりも4.52ポイント安い3,246.86で寄り付き、マイナス0.1-0.6%での上下が続き、後場半ばから上昇してプラテンし、3,253.43(+2.06)△0.06%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  20,810.32(+34.72)
NASDAQ  5,835.51(-25.12)
・昨日のNY株はムニューチン財務長官の8月までに税制改革の法案成立を目指すことや3%以上の経済成長実現についての発言でトランプ政権への期待感が高まり、一時的にマイテンする場面はあったものの小幅高水準を維持し、10日連続過去最高値を更新しました。
一方ナスダックはバイオやテクノロジーセクターが売られたことで終日軟調な展開となりました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足