昨日のNY市場と外資系注文動向(2016年12月6日)

NY DOW    19,216.24(+45.82)
NASDAQ     5,308.89(+53.24)
CME(円建)  18,405
日経先物(夜間) 18,420

・昨日のダウはイタリア国民投票が否決でレンツィ首相が辞任を表明しましたが不透明感が解消したとの見方で欧州株が上昇したことや原油価格上昇、ISM非製造業景況指数が予想を上回る好結果だったことで朝方から買われ、引けにかけて上げ幅を縮小したものの史上最高値を更新しました。
またナスは終日堅調な展開が続きプラス1.01%で引けました。
・昨日のドル円は欧州時間が始まると欧州株と米10年債利回りが急上昇したことで早いペースでの上昇となり、16:00の113.39から19:20には114.44まで上昇しました。
その後114.20-50で上下し、00:00に発表されたISM非製造業景況指数が好結果だったため114.35から00:20には114.77まで上昇しました。
しかしそこからは米10年債利回りが急低下したことで夕方からの上昇を上回る早いペースで下落となって03:00には113.15まで152pips下げ続けました。
その後はリバって113.85でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り1,300万株、買い1,210万株 差引き90万株の売り越し。
金額ベース(5社)は、売り(192億円)、買い(176億円)で売り越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券は買い越し。
売り:食品、電機、陸運など
買い:建設、自動車、小売、保険、サービスなど
売り買い交錯:機械、その他製品、不動産、通信など
との観測。