東京市場ザラバ~高値ヨコヨコが鳥取地震で崩れる~(2016年10月21日)

2016年10月21日

・昨日のダウ株はECBドラギ総裁がテーパリングについて「議論はなかった」と明確に否定したことで安心感から朝方は上昇しましたが、トラベラーズやベライゾンの決算が芳しくなかったため売りに押され、午後は小幅安水準での小動きが続き、ナスは終日ほぼマイナス圏で推移し、小幅安で引けました。
・本日の日経は前日終値17,235.50よりも48.25円高い17,283.75で寄り付き、17,230-290での小幅高水準で小動きが前場は続き、後場になると一段下げて前日終値を挟んだ小動きが続いていました。
しかし14:07に鳥取県中部で震度6弱の地震が発生してから20分遅れてドル円と共に下げ出して14:50には17,151まで下落し、17,184.59(-50.91)で引けました。

日経先物
17,280で寄り付き、17,250-290での小動きの後9:35には17,230まで下げましたが、すぐに戻してからは17,250-270でのこう着となりました。
12:50から一段下げて17,220-260での小動きでしたが、鳥取地震の影響からか14:25からドル円と共に下げ出して14:50には17,150まで下落し、そこからは戻し、更に引け直前に上に飛んで17,220(+40)△0.23%で引けとなりました。
現物は17,184.59(-50.91)▼0.30%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値955.81よりも3.86ポイント高い959.67で寄り付き、直後から上げ出して9:20に967.15まで上昇しましたが、そこからはジリ下げとなって10:45には959.06まで下落しました。
その後は960近辺でこう着でしたが、12:50からのジリ下げが引けまで続いて、本日安値の953.33(-2.48)▼0.26%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間序盤は103.55-85で上下していましたが、23:00から一段高となって00:00には104.07まで上昇しました。
その後は103.90-104.00での小動きとなって103.95でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとしばらく103.90-104.00でこう着の後8:00からジリジリとゆっくり上げ出して11:30には104.20まで上昇しました。
その後は104.05-20での小動きが続いていましたが、14:07に発生した鳥取地震の影響からか14:25に104.06から103.85まで急落して14:50には103.75まで下落し、103.82で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,084.46よりも3.07ポイント安い3,081.39で寄り付き、0.5%超まで上昇しましたが前場半ばにマイテンし、その後はジリジリと戻して3,090.94(+6.48)△0.21%で引けとなりました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  18,162.35(-40.27)
NASDAQ  5,241.83(-4.58)
・昨日のダウ株はECBドラギ総裁がテーパリングについて「議論はなかった」と明確に否定したことで安心感から朝方は上昇しましたが、トラベラーズやベライゾンの決算が芳しくなかったため売りに押され、午後は小幅安水準での小動きが続きました。
またナスは終日ほぼマイナス圏で推移し、小幅安で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足