昨日のNY市場と外資系注文動向(2016年7月29日)

NY DOW    18,456.35(-15.82)
NASDAQ     5,154.98(+15.17)
CME(円建)  16,565
日経先物(夜間) 16,590

・昨日のダウは欧州株と原油価格の下落を受けて朝方は一時$100超下げる軟調な展開でしたが、ジリジリと戻して引け前にはプラテンし、小幅安で引けました。
ナスはハイテク企業の好決算の好決算が続いているため終日堅調な展開で小幅高で引けました。
・昨日のドル円は16:00に104.52まで下げた後は104.65-90での小動きが続き、02:30に一部通信社が「日銀は29日、追加緩和を検討する。経済対策と相乗効果を期待」「日銀が追加緩和決定なら政府は声明を出す方向で準備している」と伝えたことで104.80から03:40には105.50まで上昇し、その後はジリジリと押し戻されて105.32でNYクローズとなりました。
★7:30にドル円が105.21から103.33まで188pips急落し、報道では海外で誤発注とのことでした。

外資系5社経由の注文動向 売り1,680万株、買い1,210万株 差引き470万株の売り越し。
金額ベース(5社)は、売り(250億円)、買い(146億円)で売り越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券も売り越し。
売り:化学、薬品、鉄鋼、機械、精密、小売、不動産、サービスなど
買い:その他製品、商社、証券、陸運、通信など
売り買い交錯:建設、電機、銀行など
との観測。

★本日は日銀金融政策決定会合の結果が発表されます。