昨日のNY市場と外資系注文動向(2016年7月28日)

NY DOW    18,472.17(-1.58)
NASDAQ     5,139.81(+29.76)
CME(円建)  16,590
日経先物(夜間) 16,590

・昨日のNY株は朝方はアップル株大幅高に引っ張られて上昇しましたが、米エネルギー省が発表した週間在庫統計で原油在庫が増加し、ガソリン在庫も予想よりも増えたため原油価格が大幅下落となったことでマイナス圏で推移してFOMCを迎えました。
FOMCは予想通り追加利上げの見送りだったことで上昇しましたが、声明で「景気見通しへの短期的なリスクは後退した」との見方が示され、9月の次回会合での利上げの可能性が残されたことで伸び悩みダウは小幅安、ナスは0.58%の上昇で引けました。
・昨日のドル円は欧州時間から105.50-90での上下が続いて、03:00のFOMCの時は105.61でした。
発表直後に105.65-106.02を上下した後はドル売りの流れとなってジリ下げとなり05:20には105.13まで下落し、105.30でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り400万株、買い520万株 差引き120万株の買い越し。
金額ベース(5社)は、売り(55億円)、買い(70億円)で買い越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券は売り越し。
売り:化学、不動産、空運など
買い:食品、機械、自動車、サービス、REITなど
売り買い交錯:電機、小売、通信など
との観測。