昨日のNY市場と外資系注文動向(2016年6月24日)

NY DOW    18,011.07(+230.24)
NASDAQ     4,910.04(+76.72)
CME(円建)  16,495
日経先物(夜間) 16,420

・昨日のNY株は英国のEU離脱国民投票で残留派が勝利するとの観測が強まったことで、朝方上昇してからは終日高値圏を維持し、ダウ・ナス共に大幅反発となりました。
・昨日のドル円は15:10に104.66から104.04まで急落した後はすぐに戻して104.40-50での小動きとなりましたが、18:00からポンド買い、円売りの動きが強まり22:00には106.03まで上昇しました。
その後は105.70-90での小動きが続いて、106.03でNYクローズとなりました。
 また本日6時に発表された英ユー・ガブ社の世論調査で残留支持52%・離脱支持48%の結果だったことでポンド買いとなり、ドル円も急速に上昇して6:10には106.79まで上昇しましたが、その後行って来いの激しい動きとなっています。

外資系5社経由の注文動向 売り320万株、買い550万株 差引き230万株の買い越し。
金額ベース(5社)は、売り(39億円)、買い(120億円)で買い越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券は売り買い均衡。
売り:薬品、自動車、小売、サービス、通信、REITなど
買い:食品、化学、機械、電機、卸売、その他金融業、不動産など
売り買い交錯:なし
との観測。